国家資格の職業の大きく2つの系列があることに気づいたのは10年以上前のことでした。
建築士、施工管理技士、弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、すなわし「士(サムライ)業」に対し、教師、医師、看護師、薬剤師、助産師、保健師、マッサージ師、「師(シ)業」が存在しています。
何故使い分けられているのでしょうか?
「師」は広辞林では「学問・技芸を教授する人。」「伝道する人、説法する人。」「技術を業とする人。」と記されていいます。下に掲載した日経新聞の広告で登場する「士」とは変わらない内容ではないかと感じずにはいられません。
ここで冷静に客館的になり、「士」を分析しますと、建築士は「建物」を対象とし、税理士は「税金」を、公認会計士は「会計」を、さらには弁護士は「人間」ではなく「罪」を対象としていることが言えます。となりますと「師」は人間を対象とし、人の「心」と「健康」を扱っていると考えると自ずと納得できる答えだと結論付けられます。(宣教師、牧師、美容師、理容師、詐欺師、ペテン師も同様ですね。)
広義に「生物」を対象と考えると、調理師、調教師、漁師、庭師という職業も浮かび上がってきます、加えて療法士、介護士、保育士、栄養士は「士」ではなく「師」ではないかと感じずにはいられません。
先輩と私の酒の席で発送し導いた仮説であり、その信憑性はありませんが、不思議と否定もできない真実味が存在していると思えてなりません。新しい仮説がありましたら是非情報を提供いしていただければ幸いです。